クイックマニュアルで全体像をつかんだ方向けに、機能ごとの詳しい使い方と、隠れた便利設定を解説します。
詳細設定セクションを展開すると、以下を編集できます(Task #23 反映:2026-05-08 でチャート選択範囲を 3 択化、データ開始日ガードを強制 ON 化):
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 練習終了の本数(OFF/20/40/60) | 練習開始位置から N 本進んだら終了を促す。既定 40 本。詳細は 1-4 節 |
| 建玉上限(売買合計 10 枚) | ON で売買合計 10 枚に達したら新規エントリーを拒否(既定 ON)。詳細は 1-5 節 |
| チャート選択範囲(10年/20年/制限なし) | 開始日に遡れる年数を制限。既定 10 年。詳細は本節下の「チャート選択範囲の仕組み」 |
| MA 期間 ×5 本 | 移動平均線の本数(既定 5/10/20/50/100)。色:赤/緑/青/紫/橙 |
| RSI 期間 | RSI の計算期間(既定 14) |
| RSI を表示 | RSI 表示の ON/OFF |
| 出来高を表示 | 出来高表示の ON/OFF |
| OHLC・指標表示(1.0.2〜) | 練習画面の チャート上に並ぶ OHLC(始/安/高/終)/前日比/RSI/出来高/BOL:σ凡例 の行表示の ON/OFF。既定 ON。OFF で銘柄名行だけ残ってチャート本体を広く(縦長に)表示できる。詳細は 1-6 節 |
| 売買理由テンプレ → テンプレを編集 | 一般/相場流/酒田/カスタムの語彙編集 |
| 売買理由テンプレ → カテゴリ順を変更 | カテゴリの並び順を編集 |
| メモ必須モード | ON で売買後に「>(次へ)」を押すとメモダイアログを強制表示 |
| AI 共有の設定 | AI に渡す追加プロンプト/Claude Project URL/Gemini Gem URL の編集 |
| Yahoo CSV を取り込む | 自分で DL した日本 Yahoo / SBI 等の時系列 CSV を取り込んで銘柄追加。詳細は §9-2 |
| デフォルトに戻す | MA / RSI 期間を初期値に戻す |
「DL するデータ範囲」と「開始日として選べる範囲」を分離した設定です。
ガード(20 ヶ月)は強制 ON で固定 — 旧 UI の ON/OFF スイッチは Task #23 で撤去しました。理由:
旧ユーザーが過去に「データ開始日ガード OFF」を保存していた場合も、次回起動から自動的に ON 扱いに切替わります(既存の「OFF 保存値」は無視され、UI も復活しません)。
DL 自体は最大期間(米株 1980 年代まで等)を取りますが、開始日下限には常に 「データ最古日 + 20 ヶ月」 のガードがかかります。例:
| 銘柄 | DL 範囲 | 「制限なし」時の開始日下限 |
|---|---|---|
| トヨタ自動車(7203.T、Yahoo 1999/5〜) | 約 27 年分 | 2001-01-06(1999/5/6 + 20 ヶ月) |
| 一般的な β β 配布版(同梱 assets) | 上記と同じ | 同上 |
旧仕様で「データ開始日ガード OFF」にした時のような最古日(1999-05-06)からの選択は 意図的に許可していません。20 ヶ月先頭の 1.5 年強は MA バッファの「準備期間」と理解してください。
OFF / 20本 / 40本 / 60本 から選択(既定 40 本)。練習開始位置から N 本進むと、残り 10 本以下になった時点で チャート左上に「あと N 本」FAB(半透明黒ピル)が出現します。
OFF を明示選択した場合は、初回起動時の既定値(40 本)には戻らず OFF が永続化されます。
ON で 売買合計が 10 枚に達したら新規エントリー(+ ボタン)をブロックします(既定 ON)。
詳細設定の 「OHLC・指標表示」 トグルで、練習画面チャートの 頭の情報行 5 種類 を一括 ON/OFF できます(既定 ON)。
| 表示行 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄名行 | 7203 : トヨタ自動車 などのヘッダ。OFF でも常時表示(消えない) |
| OHLC 行 | O 1234 H 1240 L 1228 C 1238(その日の四本値) |
| 前日比行 | 前日終値からの差/%/(通貨バッジ) |
| RSI 行 | RSI(N) 値 |
| 出来高行 | その日の出来高/(通貨バッジ) |
| BOL:σ凡例行 | BOL モード時の各 σ ライン色凡例 |
標準の練習画面。OHLC・前日比・RSI・出来高・凡例の 5 行ぶんがチャート上に乗ります。情報量を最重視する場合の表示。
銘柄名行 1 つだけ残してチャート本体を 広く(縦長に) 表示します。
OHLC や前日比の数値は ローソクをタップ すれば常にツールチップで確認できるため、OFF にしても情報アクセスは失われません。
Y 軸ラベルから単位文字(円/$)を撤去して横幅を最適化しました。代わりに (円) / (USD) バッジを別行末尾 に表示します:
(円) / (USD)(円) / (USD)これにより、Y 軸の数字ラベルが詰まることなく、価格スケールが読みやすくなります。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 売り N - 買い N | 現在の建玉枚数(売り-買い) |
| 平均 | 各方向の平均建玉価格 |
| 確定 | これまでの実現損益(決済済み) |
| 含み | 現在の含み損益 |
| 開始時メモ | その日のメモ。アイコンタップで再編集 |
| 日 / 週 / 月 | チャート時間軸切替 |
| MA / BOL(1.0.2〜短縮) | 指標切替(移動平均線 / ボリンジャーバンド)。旧 MA/BOLL 表記から短縮(描画ボタン追加分の横幅確保のため) |
| 📈 描画(1.0.2〜) | 折れ線アイコン。タップで 描画モード ON/OFF。ON 中はチャート上にミニツールバーが出現(詳細は 2-5 節) |
| UNDO / REDO / 削除(1.0.2〜) | 描画線・計測ラベルの取消/やり直し/個別削除。履歴・線が空の時は非表示(行が散らからない) |
| 📐 表示リセット | ピンチ等で動かしたズーム位置を初期に戻す(アイコン化:チャーマスペイント・振り返りチャートと同じ Icons.fit_screen_outlined) |
| 終了 | 全建玉を決済し、結果画面へ |
iPhone SE のような狭幅端末でも右端の [描画][リセット][終了] がはみ出さないよう、ヘッダ行は:
Expanded + FittedBox(scaleDown) で詰めて表示_topActionButton 統一サイズを採用しています。テキストやアイコンの欠けが出ないように設計されています。
| ボタン | 動作 |
|---|---|
| 売り + | 売り建玉を 1 枚追加(その日の終値で約定) |
| 売り − | 売り建玉を 1 枚決済(残建玉の平均単価で損益確定) |
| 買い + | 買い建玉を 1 枚追加 |
| 買い − | 買い建玉を 1 枚決済(残建玉の平均単価で損益確定) |
| > | 1 日進める |
全部その日の終値で約定。ザラ場の値動きはシミュレートしません(実装方針)。
日本の現物株は税法上「総平均法に準ずる方法」で取得価額を計算します。
SBI/楽天/松井 など主要証券会社も平均単価で建玉表示しているため、
本アプリも同方式に統一しています:
売買後に 📝 メモ FAB が表示されます。タップで売買理由メモダイアログ:
「メモ必須モード」ON だと、未メモのまま「>」を押すと強制的にダイアログが出ます。
ヘッダの「開始時メモ」をタップで再編集。月足/週足/日足の 3 行構成、テンプレチップ+自由文。
ヘッダの 📈 描画ボタン(折れ線アイコン)をタップすると 描画モード ON。OHLC 行の上に 6 つのチップが並ぶ ポップアップツールバー が出現します。
| # | チップ | アイコン | 動作 |
|---|---|---|---|
| ① | 水平(サポート/抵抗線) | ─ | 1 タップで配置完了。タップした価格を右端まで自動延長して描画 |
| ② | 自由(トレンドライン) | / | A → B の 2 タップで配置。A→B 傾きで右端まで外挿 |
| ③ | 戻る(UNDO) | ↶ | 直前の描画/計測操作を取消(pending A 点もキャンセル可) |
| ④ | 進む(REDO) | ↷ | UNDO の取消(やり直し) |
| ⑤ | 消しゴム | 🗑 | 次タップで線/計測ラベル 1 本を削除(toggle)。ON 中は赤背景 |
| ⑥ | 計測 | ━ | 詳細は 2-6 節 |
選択中のチップは 背景が現在の線色(白/桃/水)になり、いまの線色が一目で分かります。
水平線(サポート/抵抗線):1 タップ完結
1. ツールバーの 水平 チップをタップ → 線色プレビューで選択中アピール
2. チャート上で価格レベルをタップ
3. その価格で 水平線が右端まで 引かれる(右側 +100 本ぶん延長)
自由線(トレンドライン):2 タップ A → B
1. ツールバーの 自由 チップをタップ
2. チャート上で A 点(始点)をタップ → ScatterSeries の点でプレビュー表示
3. B 点(終点)をタップ → A→B の傾きで右端まで外挿された線が確定
4. 指を離した位置で確定(β実機指摘反映の「ドラッグ確定方式」)
選択中のチップを 再タップ すると線色がサイクルします:
| 色 | 用途の目安 |
|---|---|
| 白 | 通常のサポート/抵抗(明テーマでは黒に自動置換) |
| 桃(ピンク) | 第 2 候補・要注目ライン |
| 水(シアン) | 第 3 候補・補助ライン |
明暗テーマ反転(振り返り画面の白黒反転)でも色は自動置換 されるため、暗いテーマで白で引いた線は、白背景にした時にも見えなくなりません。
描画線の端点は 絶対日付(DateTime)+ 価格 で保持しています。チャーマス互換の absBarIndex 方式(バー本数基準)からアップグレードしました:
描画線は 配置位置から右側に +100 本 延長して描画されます。理由:
axis.maximum を超えた範囲は自動クリップ → 画面外に隠れるポップアップツールバーの ↶ ↷ チップ、またはヘッダの UNDO / REDO ボタン で操作可能:
描画線は 絶対日付+価格+線種+色 index を JSON で保存し、practice_session_serializer の chart_range_json に drawings キーとして含まれます:
描画モードのポップアップツールバー ⑥ 計測 チップで起動する、2 点間の値幅・変動率・本数 を自動計算するツール。チャーマス互換版を新搭載。
+125 (1.22%) 12本
| 値 | 意味 |
|---|---|
値幅(+125 / -37 等) |
B 終値 − A 終値 |
変動率((1.22%)) |
(B − A) ÷ A × 100、close 終値ベース |
本数(12本) |
A → B 間のバー数(idx 差 +1) |
計測モード中に 計測チップを再タップ すると、% 表示が ON/OFF 切替えされます:
+125 12本+125 (1.22%) 12本 + 計測チップのアイコン上に 薄い金色「%」オーバーレイ が出る重要:% 表示トグルは 配置時のスナップショット で動作するため、既に配置したラベルは変わりません。トグルを切替えた 次の計測 から反映されます。「あの時は % 表示してたのに今はしてない」みたいな見栄え変動が起きません。
計測の A 点・B 点を 配置中(指を置いている間) は、チャート上に 縦横の amber(黄)細線クロスヘア が表示されます:
CartesianChartAnnotation で配置、指追従が確実)ローソクや MA との交差点を見ながら 1 ドット単位で配置調整できます。
A 点・B 点を配置する時、近い 2 本のローソクの境界で 隣のバーに飛ぶジッタ を防ぐため、ヒステリシス 70% を入れています:
計測ラベル付近を タップ すると、その計測 1 本だけ削除されます(消しゴムモード不要)。ポップアップツールバーの 消しゴム(⑤)モードでも削除可能。
描画線と同じスタックで管理されています。配置・削除・% スナップショットの各段階すべて取消/やり直し可能。
計測ラベルも描画線と同じく chart_range_json の drawings キーに kind: measurement として含まれ、過去の振り返り画面でも復元表示されます。
「終了」ボタンを押すと:
1. 全建玉が現在のバーの終値で決済(含み損益が確定損益に算入)
2. 結果サマリー画面へ遷移
3. 銘柄/期間/確定損益/PF(プロフィットファクター)/エントリー数/エグジット数を表示
- ここでの「期間」は練習で進めた日足の開始日〜終了日(練習全体の日付範囲)
- 振り返りチャート画面側で表示される「トレード期間」(実売買の期間)とは別物
4. 「振り返り」ボタンで振り返りチャート画面へ
5. 「最初に戻る」で開始画面へ
練習期間全体のチャートに売買マーカーを重ねて表示。
トレード期間:YYYY/MM/DD〜YYYY/MM/DD練習画面で引いた 描画線(サポート/抵抗線・自由線) と 計測ラベル は、振り返り画面でも 読取専用 で復元表示されます:
過去の練習を振り返る時に「あの日どのラインを意識して入ったか」が一目で分かるため、メモと組み合わせて反省材料の質が大きく上がります。
「📋 掲示板用テキストをコピー」をタップでクリップボードにコピー。出力例:
📊 建玉マスター 練習記録
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
銘柄:1605 : INPEX
トレード期間:2016/9/20〜2016/12/31
【成績】
確定損益:+12,300 円
エントリー回数:5 回 / エグジット回数:5 回
PF:1.85
【開始時所感】
(中略)
【各約定】
買IN 9/20 590円 [下半身]
(中略)
【振り返り所感】
(中略)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
#建玉マスター
X(旧 Twitter)/投資掲示板/Discord 等に貼り付けて共有・反省会に活用。
「🤖 AI に共有」をタップで Bottom Sheet が表示され、3 択:
Bottom Sheet 内には共有先選択の上に 2 つのトグル:
ON にすると、プロンプトを「AI に PaintSession JSON 形式で返してもらう」依頼モードに切替えます。
- AI は言葉のアドバイス+編集後 JSON を返す
- AI が返した JSON を チャートマスター起動画面の「AI から取り込む」 で開ける
- 図中に「(図中①)」の番号付きで指摘してもらえる
- 自動で OHLCV データも同梱される
ON にすると、本文末尾に日足 OHLCV(CSV)を追加します。
- AI が画像 OCR ではなく数値ベースで分析できる
- 価格レベル・出来高の指摘が正確になる
- 数 KB 程度のテキスト追加なのでクリップボードに余裕で乗る
Claude Project / Gemini Gem の URL はブラウザのアドレスバーから取得します。
claude.ai にアクセス → Google アカウントでログインURL の形式は https://claude.ai/project/01K95FJ...(末尾は英数字)。
PC(Mac / Windows)でも同じ手順(claude.ai → サイドバーから Projects → 対象を開く → アドレスバーからコピー)。PC で取得したら LINE やメールで自分のスマホに送ると楽です。
gemini.google.com にアクセス → Google アカウントでログインURL の形式は https://gemini.google.com/gem/xxxxxxxx(末尾は英数字)。
※ Gems 機能は Gemini Advanced(有料プラン) での提供のみとなる場合があります。
以降、🤖 AI に共有 ボタンから Claude / Gemini に直接ジャンプできます。
ボタン押下時に画像のギャラリー保存+テキストのクリップボード保存+ URL 起動が全自動で動くので、以下の 5 ステップで画像+テキスト+ Project 指定の 3 点セットが AI に届きます:
1. 🤖 AI に共有 → Claude プロジェクトに送る(または Gemini Gem に送る)
↓(自動:画像ギャラリー保存+テキストをクリップボード+ Project を開く)
2. Claude / Gemini で新規チャット
↓
3. 入力欄を長押し → 貼付(テキスト投入)
↓
4. 入力欄の + / 📎 ボタン → ギャラリーから
先ほど自動保存された画像(`tategyoku_xxx.png`)を選択
↓
5. 送信
これだけで:
- Project / Gem 指定(事前にプロンプトで役割が仕込まれた状態)
- テキスト全文(練習結果の数値・メモ・所感すべて)
- チャート画像(視覚的な文脈)
の 3 点セットが AI に届きます。
💾 ボタンを別途押す必要はもうありません(ボタンタップで自動保存されます)。
もちろん 💾 ボタンは残っているので、AI に送らず画像だけ保存したい時はそちらを使えます。
詳細設定の 「AI 共有の設定」ダイアログで、テキスト本文の冒頭に挿入する追加プロンプトを編集できます。
既定値(建てマス、実戦シミュレーション):
以下は株式投資の練習結果です。
未来を隠して 1 日ずつ進める「実戦シミュレーション」(不確実性の中で判断する練習)の記録です。
『エントリー判断』『利益確定』『損切り判断』『建玉管理』に加え、
『リスク想定(最悪ケースの備え)』『この先の可能性を踏まえた建玉サイズ』
の観点で、良かった点・改善点・次回への助言を簡潔にお願いします。
相場流の観点で AI にレビューさせたい時:
以下は株式投資の練習結果です。相場流の観点で…
酒田五法も含めたい時:
以下は株式投資の練習結果です。エントリー判断・利益確定・損切り判断・建玉管理の 4 軸+ローソク足パターン(酒田五法)の観点でレビューし、…
Claude Project / Gemini Gem に既に役割を仕込んでいる場合:
ロール(「あなたはプロのトレーダーです」等)は AI 側に既に設定されているはず。プロンプトはタスクと観点だけに絞った方が結果が安定します。
「📊 チャートマスターに送る」を押すと、練習結果を JSON 形式でクリップボードにコピーします。
チャートマスターの起動画面 → 「建玉マスターから取り込む」 → 貼付け で、ペイント画面に売買マーカーが復元されます。
チャートマスターの取り込みダイアログには「玉データを取り込む」トグルがあります:
- ON(既定):各マーカーのコメント先頭に「{売}-{買}」(例:1-0、0-2)が付与される
- OFF:玉データを省略、reasonTags / reasonText のみコメントになる
詳しい AI 連携の流れは、チャートマスターの詳細マニュアル §6・§7 を参照。
開始画面下部の「過去の振り返り」ボタンから、最大 20 セッションを保存・閲覧。
正式版(Phase 7 機能 ON)では、Yahoo Finance API から自由に銘柄を追加できます。
β 配布版(β#1)では Yahoo Finance API による追加 DL は無効。同梱 assets は 3 銘柄(トヨタ/日経225/ココア先物、いずれも取得可能最古〜現在)に拡張済み(2026-05-15)。トヨタは 27 年分(1999-05-06 起点)。
旧仕様(〜 2026-05-07)と Task #23 後の比較:
| 項目 | 旧仕様 | Task #23 後(現行) |
|---|---|---|
| Yahoo Finance DL 範囲 | 詳細設定で 3/5/10 年から選択(既定 10 年) | 「上場日以降全部」固定(30〜40 年) |
| 開始日に選べる範囲 | DL 範囲=選べる範囲(同じ) | 詳細設定の「チャート選択範囲」で別途 10 / 20 / 制限なしから選択(既定 10 年) |
| 月足 100 ヶ月 MA 描画 | DL が 10 年なら左端 8 年強は MA 不可 | 左端まで描画可能(27 年あれば 8.3 年バッファ余裕) |
| データ開始日ガード(+20 ヶ月) | 詳細設定で ON/OFF 可(既定 ON) | 強制 ON、UI 撤去(1-3 節参照) |
つまり「データはたっぷり持つ、見せる範囲だけ制限する」という方向にリファクタしました。月足の長期 MA を扱う相場流の練習との相性が良くなります。
旧 Phase7Settings.fetchYears キーに保存されていた値は、初回起動時に自動的に新キー chartRangeYears に流用されます。例:
fetchYears = 5 保存ユーザー → 新「チャート選択範囲」が 5 年扱いで起動(UI 上は「10 年」だけがデフォルト 3 択にあるので、3 択 UI で 10/20/制限なしのいずれかを選ぶと、5 年の状態は失われます)詳細設定で 「チャート選択範囲 = 制限なし」 を選べば CSV 全期間から開始日を選べます。Yahoo の保有データ範囲(トヨタなら 1999/5/6 + 20 ヶ月 = 2001/1 以降)まで遡れます。
それより古いデータ(1990 年代前半など)で練習したい場合は、ご自身でデータを用意して取り込んでください。手段は主に 2 つあります:
| データソース | 入手条件 | 特徴 |
|---|---|---|
| Yahoo!ファイナンス(日本版)の「時系列」CSV DL | VIP プレミアム等の有料会員のみ | 上場以来の全データ DL 可。データ品質は本家 Yahoo より良好 |
| SBI 証券の「時系列」CSV DL | SBI 証券の口座保有者のみ | 過去 10 年以上のデータ DL 可(銘柄により異なる)。Yahoo 形式に整形が必要(次節) |
これで、その銘柄を選んで開始日を データの最古日まで遡って 設定できます。
US Yahoo Finance のデータは古い時期ほど品質にばらつきがあります。本アプリでは下記 2 種類の不正な行を 自動でフィルタ しています。
| 種類 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| ① 完全欠損行 | open AND close が両方 null | レアケース |
| ② フェイク休場行 | 前日終値で OHLC 全部埋め、volume = 0 |
祝日・特異日に出現 |
②については、Yahoo Chart API の仕様で休場日に「前日終値で OHLC を全部埋め、volume=0」のフェイク行を返してくることがあります。そのまま取り込むとロウソクが「点」になって描画が乱れるため、volume = 0 / null の行は CSV 保存時に除外しています。
両方のフィルタは「アプリで Yahoo から DL する全経路」で自動適用 されます(建てマス・チャーマス共通の chart_master_core 層で実装)。同梱 assets(β/α 配布版のトヨタ)も同じフィルタを通したものを採用しています(Phase 4-B、2026-05-08)。
副作用として、ごく稀に 「実際は平常営業日なのに Yahoo 側にデータが無い特異日」 も同じく除外されます。例:
このため、CSV 上で稀に「金曜 → 火曜」のように 1 日歯抜け になることがあります。MA / BOLL の計算はバー本数ベースなので連続性は保たれますが、特定日の振り返りでその日を選ぼうとした場合は前後の営業日になります。
検証スクリプト:scripts/check_yahoo_holiday_pattern.dart(10 ティッカーで volume=0 出現割合を集計)。米国株(AAPL/MSFT/SPY 等)はもともと出現 0%、日本株は約 0.9%、先物(特にココア CC=F)は 13% 超など、市場ごとに傾向が違います。
「OHLC 全部同じ値だが volume > 0」(=「点ロウソク」だが出来高はある)行は 意図的に残置 しています。理由:
代表例(建てマス同梱 assets で確認できる範囲):
| 日付 | 銘柄 | 状況 |
|---|---|---|
| 2005-11-03 | トヨタ | OHLC=1062.00、volume=34,963,500 |
| 2008-04-07 | トヨタ | OHLC=998.00、volume=122,817,000(リーマン直前期) |
チャート上で「点」「短い直線」のロウソクが見えたら、この種のデータ品質低下日だと思って読み解いてください。MA や RSI の計算には終値しか使わないので大きく崩れることはありませんが、その日のヒゲ・実体を根拠にした分析は不向きです。
長期 MA は「過去 N 本分のバッファ」が無いと描画できません。振り返り画面で月足長期 MA まで見たい場合は、開始日の選び方 が重要です:
| 見たい指標 | 必要バッファ | 同梱 assets(1999-05 起点)での最早開始日 |
|---|---|---|
| 月足 MA20(青) | 20 ヶ月 ≒ 1.7 年 | 2001-01 |
| 月足 MA50(紫) | 50 ヶ月 ≒ 4.2 年 | 2003-07 |
| 月足 MA100(オレンジ) | 100 ヶ月 ≒ 8.3 年 | 2007-09 |
例:月足で MA100(オレンジ)まで左端から見たい場合は 開始日を 2007 年 9 月以降 に。逆に 2002 年あたりから始めると、最初の数年は MA100 が描かれず、2007 年付近から徐々に描画されます(バッファが集まったタイミング)。
これは仕様であり、assets/stock_data.csv の最古日を変えるか、CSV 手動取り込みでさらに古いデータを足すしか改善方法はありません。
Yahoo!ファイナンスの 「VIP プレミアム」「VIP プレミアム for SoftBank」など有料会員 が DL できる時系列 CSV を、アプリに 手動で取り込む 機能を用意しています。日本株を US Yahoo よりクリーンなデータで練習したい場合に使います。
{銘柄コード}.T.csv」(例:7267.T.csv)日付,始値,高値,安値,終値,出来高,調整後終値
2026/4/30,1278,1281.5,1260.5,1266.5,19163800,1266.5
2026/4/28,1293,1298,1281.5,1293.5,16084400,1293.5
(新→古の順)
YYYY/M/D または YYYY/MM/DD(スラッシュ区切り)SBI 証券「マイページ」→ 「ポートフォリオ」→ 「銘柄詳細」→ 「時系列」から CSV DL できます。ただし、列順や日付フォーマットが Yahoo と微妙に違うので、以下の手順で Excel/Numbers/Google スプレッドシートで整形 してから取り込んでください:
日付,始値,高値,安値,終値,出来高,調整後終値YYYY/M/D 形式に揃えるYYYY-MM-DD や YYYY/MM/DD で出してくることが多いので、Excel の書式設定で yyyy/m/d に変更{銘柄コード}.T.csv」が分かりやすい7267.T)で取り込み済みの場合、上書き更新されます0 の行や OHLC が空の行は自動的に除外されます| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 振り返り所感を入力したらキーボードが閉じない | 画面の他領域(チャート/コピーボタン等)をタップで閉じます |
| 売買マーカーのラベルが消えている | 画面を拡大してください。連続建玉でラベルが重なる場合があります |
| 月足チャートで 20 ヶ月線が出ない | 詳細設定の「データ開始日ガード」が OFF になっていないか確認 |
| AI 共有でテキストが送れていない | Bottom Sheet の「AI アプリへ送る」を選択した場合、テキストは自動でクリップボードに入ります。AI 入力欄で貼付してください |
| Claude / Gemini ボタンを押しても何も起きない | 詳細設定の「AI 共有の設定」で各 URL を登録してください |
| チャートマスター取り込みで「銘柄が利用できません」が出る | チャートマスター側で同じ銘柄を DL しておく必要があります(α 版はトヨタ固定で OK) |
| 特定の営業日(例:トヨタ 2016-07-11)の振り返りができない | Yahoo Finance のデータ欠損による仕様。詳細は 9-1 節「データソースの注意」を参照 |
| 描画線が「>」を押したら消えた | 「>(次へ)」押下で 描画モード が自動 OFF になる仕様ですが、引いた線そのものは消えていません(線延長ロジックで右側に追従描画)。ヘッダの 📈 描画 をもう一度押せばツールバーが再表示されます |
| 計測の % 表示トグルを切替えたのに既存ラベルが変わらない | 仕様です。% 表示は 配置時のスナップショット(2-6 節)。トグル切替後の 次の計測 から反映されます |
| 描画モード中、線がチャート右端で見えなくなる | 描画線は配置位置から右に +100 本延長されますが、チャート表示範囲外は自動クリップ(画面外)されます。日を進めれば線が見えてきます |
| 振り返り画面で線の色を変えたい/消したい | 振り返り画面は 読取専用 です。修正したい場合は練習画面側で描画し直し、再保存してください(過去セッションの上書きは現状不可) |
| OHLC・指標表示を OFF にしたら、値が知りたい時どう見る? | ローソクを タップ するとツールチップで OHLC が表示されます。詳細設定で ON に戻せばヘッダ表示も復活 |
サポートメール:info@ms-success-llc.com(独自ドメイン優先)
旧連絡先:ms.success.llc@gmail.com(バックアップ。受信は継続)
返信に 3 営業日ほどお時間をいただく場合があります。
以上。